こんな疑問にお答えします。
英語って学校の授業だと全然やる気出ないのに大人になると「やっときゃよかった〜」って思いますよね。
ほとんどの人の「大人になって思う、ちゃんと勉強しときゃよかったシリーズ」トップ3に入るはず。
そこでこの記事では
- 大人になってから英語を学んでも手遅れなのか?
- 忙しい大人におすすめの英語学習法
について具体的に解説していきます。
ちなみにご安心いただきたい点として、30歳過ぎで「私はパクチーが嫌いです」すらまともに言えなかった僕ですら順調に英会話が習得できています^^
安心できましたね?!
ではでは、具体的に見ていきましょう。
もくじ
大人になってからの英語学習は手遅れなのか
大人になってから英語を学ぶことについて、僕の経験も含めて現実をお伝えします。
- たぶん難易度高め。でも気持ちがあるならやるべき
- 大人になってから英語取得に成功した先人達
- 極論、早いか遅いかを決めるのは自分
具体的に見ていきましょう。
難易度は高め。でも頑張る気持ちがあるならやるべきです
結論から言うと、20代、30代での英語習得の難易度はかなり高めです。
僕は大叔母が海外の大学で英語教師をやっていましたが、以前相談した際も
「今の君じゃ百歩譲って習得できる確率は1%だね」
と即答されました。
確たる理由としては以下があります。
- 膨大な学習時間
- 時間的、精神的余裕がない
- サボれるし、なくても困らない
日常会話レベルまでマスターできるまでの道のりが果てしない。
一般的には最低3000時間必要と言われています。
普段仕事で、家に帰ってきて夕食後2時間やるとしても約4年とちょっとです。
毎日2時間ってなかなか辛いですし、精神的余裕もなくなるはず。
そしてとどめは「いつでもやめることができてしまう」点です。
日本なら英語なんて喋れなくても余裕で生きていけますからね。
やめても誰にも文句言われないし、自分が困ることもない。
ぽっちゃり体型好き彼氏と付き合う女性が周りの目を気にしてダイエットするようなものです。
達成すれば評価されるけど、止めるためのハードルもリスクも一切ない。
こういった背景が大人になってから英語習得を阻害しています。
大人になってから英語取得に成功した先人達
大人になってから英語取得に成功し人生に活かしている人達は存在するのでしょうか?
少し調べてみました。
英語学習アカウントではないのであまり自分の英語学習を話したことがないので少し自己紹介❣️
留学経験ゼロ
大人になってから英語習得
ロス🇺🇸は第2の故郷
毎日英語で仕事をしてます
ネイティブの同僚曰く私は日本人ではなく何か混ざった国際人らしい
我が子とは英語で会話
よろしくお願いします😉— リコ (@riko_ru) December 6, 2019
私、帰国子女でもなんでもなくて、大人になってから英語を習得した努力の人なんだが、仕事で毎日相当量の英語を読む。もちろん、英語を英語のまま理解できるんだが、超複雑な科学系の記事なんかは、日本語にするんだよね。やっぱ、頭は日本人だから、複雑な思考は日本語なんだよね。
— 変態中のサナギ (@tamarism) July 14, 2020
大人になってから英語を習得する最良の方法は、「仕事で毎日英語を使う環境に入ること」だと思う。
例えば、英語で文章を書くこと(メール、レポート、等)は、外資入社後に鍛えられた。ビジネス文章を書く時間は、恐らく日本語でも英語でもほとんど変わらないレベルになった。確実に環境のおかげ。
— タク| 外資✖️英語✖️キャリア (@AlchemistGlobal) May 30, 2020
人それぞれ経緯は違うものの、ある程度年齢を重ねてから英語習得した人はいらっしゃいました。
それぞれのやり方で壁をぶち破って結果を出したわけですね。
ちなみに有名人ではハリウッド俳優の真田広之さん。
この方も俳優のお仕事で渡米するようになってから英語を勉強し始め習得をしたそうです。
俳優業をこなしながらとか、すごすぎです。
世間一般的には難しいと言われがちですが、やる気と継続力さえあれば大人でも英語習得は不可能なことではありません。
極論、早いか遅いかを決めるのは自分
今から英語を勉強して早いか遅いか、結局のところ決めるのは自分です。
「もう遅いよな……」なんて考えたところで時間は戻りません。
ひとつ言えることは、状況がどうだろうと今から始めれば最速ということです。
遅いと判断して断念しても後悔しないなら、やめるのもアリ。
後悔すると思うなら遅いかどうかなんて考えず、今すぐ始めましょう^^
早いか遅いか、やるかやらないかを決めるのは自分自身です。
後で後悔しない結果を選びたいものです。
大人から英語を始めて挫折する人に【ありがちな特徴】
英語学習で挫折する人がやってしまうミスや特徴は以下です。
- 「いかに早く習得できるか」で学習手段を探す
- 英語を学ぶ目的が定まっていない
- 学習時間を決めずに気分で勉強する
ちなみにこれらは僕がかつて考えていた間違いでもあります。
ひとつずつみていきましょう。
「いかに早く習得できるか」で学習手段を探す
ゼロから英語習得を目指す人にありがちなのが「いかに早く習得できるか」という考えで手段を探すパターンです。
これは完全に間違った思考です。
英語学習はゴールのないマラソンだと思いましょう。
しかも数え切れないほど壁にぶち当たります。
「簡単に」とか「早く」みたいな感情を抱いていると、いざ壁に当たった時に難しさを痛感してあっという間に挫折するでしょう。
例えば「then」という英単語がありますが、これの主な使い方は以下の通りです。
(過去または未来の)その時(は)、あの時に(は)、その時には、その時、それから、その後で、また今度は、次には、そのうえ、さらにまた
同じ文字でもこれだけ意味がある上、品詞(形容詞、助詞など)によってもさらに意味や使い方が変わります。
こんな単語が星の数ほどあるわけです。
これだけでも「早く使える手段はないか!?」なんて考えを打ち砕かれますよね。
もちろん「早く習得しよう」という意欲は悪いことではありません。
学習方法を選ぶ材料にしない方がいいというだけです。
どんな学習手段を選ぶにしても「英語習得は長期戦」という意識を前提としていれば壁に当たっても心が砕けることはないでしょう。
英語を学ぶ目的が定まっていない
英語を学ぶ目的が定まっていないのも挫折しやすい要因のひとつです。
日本語が通じる国に住んでいる以上、日本語が話せれば途中でやめても別に困りませんしね。
挫折の扉は常にあなたのすぐ後ろで「いつでも帰ってらっしゃい」状態です。
想像してみてください。
もしあなたが会社から帰宅後になんとなく英語学習をしようと決意したとして、明日急に大好きな人からデートの誘いがあったら断れますか?
僕はこんにゃく並の意思なのでこの状況なら間違いなくデートを選びます^^笑
目標や目的がないとサボって損する理由が思いつかないので、人は簡単にやめちゃうんですよね。
まして英語学習のように果てしなく険しい冒険ならなおさらです。
できれば「真剣に学ばないと自分が損する」目標を設定できれば多少の誘惑には動じなくなります。
学習時間を決めずに気分で勉強する
1日のうちで学習時間を決めずに英語勉強をするのも挫折する人に多いパターンです。
学習時間を決めないと後回しにできる口実になってしまうからです。
また、やらなかったとしても悔しさや後悔の感情も生まれません。
なぜなら明日やればいいから。
これでもし目標すらも決めてなかったらもう最悪です。
今日勉強しなくても学習時間を決めていないので明日に後回しにできちゃいます。
加えて目標もないので危機感は生まれず、モチベーションも上がりません。
もはや挫折するために英語の勉強を始めたみたいなものです。
働いている会社で就業時間も仕事をサボった時の罰則もなかったら誰も「仕事しよう!」なんて思わないはずですね。
英語学習も同じで、学ぶ時間を決めなければ「勉強しなくても痛くも痒くもない」状況が最終的に挫折というゴールへ向かわせます。
大人になってから効率よく英語を身に付けるコツは?
大人になってから効率よく英語を身に付けるコツはあるのか?
一度挫折している僕の経験も含めて考えてみました。
- WEBかアプリか書籍か、自分に合ったものをひとつだけ選ぶ
- やるのは中学英語一点集中
- 少しでもストレスになりそうな方法は避ける
- できるなら有料で学ぶのがおすすめ(習慣化できて退路を断てる)
具体的に見ていきましょう。
WEBかアプリか書籍か、自分に合ったものをひとつだけ選ぶ
2020年現在、WEB、アプリ、書籍と選択肢が多い英語学習手段。
学習時は自分に合ったものを1つ選び、それだけを集中して利用することをおすすめします。
なぜなら、英語は煩わしさを感じたらその時点で挫折する可能性が高いからです。
先ほどもお伝えしたように、JAPANで暮らす日本人にとって英語は「別にやらなくても余裕で生きていける」存在です。
やめたところで痛くも痒くもない理由が揃っているわけで……。
僕も以前「なんとなく早く習得できそう」という理由だけで英会話教室に通いましたが、見事半年で挫折しました。
入ったタイミングもあるかもですが、周りがみんな上手すぎてプレッシャーに潰されまして。笑
挫折経験者の僕からお伝えしたいのは1つだけです。
よく考えて、試せるなら試して「これだったらずっと続けられそう!」って実感した教材を選んでみてください。
そら
英会話学習で大事なのは「長期的に見て継続できる方法か」という点です。
いろいろ選択肢はありますが一番しっくりくる学習方法を吟味してみてください。
スタートは中学英語レベルから
大人になってから英語を勉強するなら、まずは【中学英語】のみに集中して取り組みましょう。
中学英語は習得難易度としては最も低く、かつマスターすれば実生活でまずまず使えるレベルだからです。
英会話初心者が一番陥りやすい「挫折」を避ける最善ルートと言えます。
では一言に中学英語と言っても何からどう始めればいいのか?
勉強する内容については
- 英単語
- 英文法
この2つに集中してください。
ある程度慣れてきたらリスニングやスピーキング、ディクテーション(書き取り)をちょくちょく取り入れていく感じが良いかと思います。
が、英語学習は年単位の長旅なのであまり先のことは考えすぎず、中学英語を覚えた後のことはその時考えればOKです。
まずは「英単語」「英文法」を徹底的に叩き込みましょう。
少しでもストレスになりそうな方法は避ける
大人になってからの英会話習得は自分と、そして時間との戦いです。
自分の生活スタイルを考えてできる限りストレスにならない方法を選ぶようにしましょう。
しつこいほど言いますが、英語取得は継続が命です。
悲しいことですが10代の学生と20代、30代の社会人では
- 精神的余裕
- 学習能力&スピード
- 英語習得に割ける時間と環境
これら全てに大きな差が生じています。
僕も30代になってから英語学習を始めましたが、勢いだけで英会話教室に通って失敗しています^^;
なんでも始めたばかりの時ってモチベーション高いんですよね。
目標達成した後の生活とか考えちゃったりして、大概ウキウキです。
でも英語は1ヶ月や2ヶ月程度で簡単に成果を実感できるものではありません。
人間は何事にも「楽して結果を得たい」と考える生き物なので、その感覚で英語学習手段を選ぶと確実に挫折します。
学習方法を選ぶ時は【精神や環境が最悪の状況でも学ぶ意欲が途切れない】やり方を選んでください。
大小関係なくストレスは英会話習得における強敵です。
できるなら有料で学ぶのがおすすめ(習慣できて退路を断てる)
英語の学ぶ手段については、できれば有料で学べる方法をお勧めいたします。
理由はシンプルで、自分を適度に追い込めるからです。
何度も言うように英会話習得においては「継続できるか否か」が最重要課題です。
そのために【英語を勉強しないと損をする(もしくは自己嫌悪になる)状態】を作りましょう。
有料で英語を学べる手段としては主に以下の2種類があります。
- オンライン英会話などのWEBサービスやアプリ
- 英会話教室
どの手段でもOKですが、コスパと精神面を考えるとWEBサービスやスマホアプリが断然おすすめです。
学習環境の自由度も高いですしね^^
ちなみに僕は桐谷美玲さんのCMでおなじみ有料のWEB英会話教材【スタディサプリENGLISH】を使用しています。
スタサプはリスニング、ディクテーション、スピーキング、単語・文法学習、動画レッスンがオールインワンで学べて月2000円なのでコスパ的にかなりお得です。
無料トライアルも一週間あり、今なら実質月980円になるキャッシュバックキャンペーン中です。
※少しでも気になればぜひ上のリンクから公式ページで詳細をご覧ください^^
もちろん無料でもクオリティ高めなWEBサービスやアプリはたくさんあるのでそれを使うのもアリ。(便利な世の中になりました)
ただ、本気で英会話を習得したいと考えるなら自分を奮い立たせる意味でも有料サービスを選ぶべきかと思います。
大人になってからの英語学習はアプリかオンライン英会話がおすすめ
大人になってから英語を勉強するならまずは
- 英会話アプリ
- オンライン英会話
の順で学ぶ事をおすすめします。
2020年現在、スマホやPCの英語学習アプリはかなり進化していて、無料でも質が高いアプリが増えてきました^^
そしてやはりスマホやパソコン1台で時間や場所関係なくできる点が大きなメリットと言えます。
さらにアプリなら書籍では不可能な音声でのトレーニングもできちゃいますしね!
英単語や文法は、文字としてはもちろん言い回しを同時に勉強できるのは大きいですよね。
アプリは無料でも良いですが英語学習に対するモチベーションと継続意欲の維持を考えると、できれば有料サービスを選ぶ方が個人的にはおすすめです。
ちなみに書籍での学習を入れなかったのは
- ネットやアプリで書籍一冊分の知識は余裕で学べる
- 本を「開く」「持ち歩く」といった能動的動作がストレスに繋がりやすい
- コスパが悪い
という点があるからです。
書籍を否定するわけではないですが、今はアプリ1つで書籍数十冊分の内容が学べる時代です。
同じ情報でもネット上の情報は荷物にもなりませんしね^^
とはいえネット学習があなたにとってストレスになるなら、そこは迷わず書籍を選びましょう。
精神面が最優先です。自分に嘘をついてはいけません。
20代や30代の特に社会人ともなると、仕事に家庭に追われがちです。
通勤時や家事の間など隙間時間で効率よく英会話を勉強するならネットを利用しない手はありません。
まとめ
今回は【大人になってからの英語学習は遅い?】というテーマで解説してきました。
結論から言えば、大人になってから(まして会社で働き出してから)英語を身に付ける事は生半可な努力ではまず無理でしょう。
ただあくまでも「かなり難しい」というだけです。決して不可能ではありません。
現に社会人として生活しつつも英語をマスターして立派に活躍されている方は多くいらっしゃいます。
仕事に家庭に忙しい社会人が挫折せずに英語を習得するために考えるべき点は2つ。
- その方法は苦しい状況でも継続できるか
- ストレスなく学べる環境や教材を選ぶ
これに尽きます。
可能性がゼロじゃない限り必ず道はあるので、自分なりに試行錯誤して頑張りましょう!
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